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白蟻の種類

ヤマト白蟻・イエ白蟻

皆様がよく「羽蟻が出た」と言われます。この羽蟻の群飛期は白蟻が人前に姿を現す唯一の時期であります。ヤマト白蟻の羽蟻は4~5月の昼間、イエ白蟻の羽蟻は6~7月の夜に電灯に向かって群飛し、翅を落とし雌雄がカップルとなり、女王と王になります。シロアリは、この女王と王を中心とした社会性昆虫で副女王・副王、働きアリ、兵アリ等の階級があり、それぞれ仕事を分担しあって生活しています。女王・王は交尾、産卵によって子孫を増やし、その集団の繁栄を図るのが任務です。副女王・副王は、女王や王が死んだ時、また傷ついた時に女王、王の代わりをする階級です。働きアリは、巣(コロニー)で最も数の多い階級で全体の90~95%を占め、巣や蟻道を構築し、他に修理・清掃、餌の採取・運搬、育児、他階級へ餌を与える等、シロアリ社会のあらゆる労務を受け持っています。兵アリは、外敵からの防衛にあたる階級で突出したはさみ状の大顎や堅固で大きな頭部、そこから出す防御物質などを武器として外敵と戦います。巣(コロニー)では2~3%程度を占めています。

 

ヤマトシロアリは、北海道上砂川町を北限として日本全土に分布する大害虫で、乾燥に弱く、水を運ぶ能力がないので常に湿った木材中で生活し、蟻道を加工して地中やコンクリートの表面などを移動します。特別に加工した固定巣はなく、加害部の一部に生殖虫がおり、乾燥や高温で条件が悪くなると生殖虫も含めて移動します。建物への加害は4~7月と9~10月に激しく、湿った部分を加害するので被害部は腐朽と常に共存している。建物床下部材で多少でも湿った部分を加害し、雨漏りなど給水源があれば軸組材から小屋組材まで加害される。1コロニー(巣)の個体数は通常1~2万匹で3万を超す事は少ない。

 

イエシロアリは、世界のシロアリの中でも最も加害の激しい種類で、九州は特に多く地下部や地上部に特別に加工した塊状の巣をつくり、そこから蟻道を延ばして加害する。水取り蟻道を通して水を運ぶ能力があり、乾燥した小屋組のような場所でも湿らせながら加害するので被害は建物全体に及ぶ。漏水、結露など、水場があれば地下とは関係なく営巣でき、鉄筋コンクリートの上階でも被害がおきている。コロニーは普通数十万匹で大きいものは100万匹にも達することがあり巣から100mまで蟻道を延ばしたという記録もある。兵蟻は危険を感じると頭部の額腺から乳白色の粘液を出す。日本では、神奈川県以西の海岸線に沿った温暖な地域で生息が確認されていたが、最近その範囲は温暖化の為、拡大し続けている。

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